中央区議会議員、青木かのです。

 

私は、現在地元のカルガモファンの皆さんと「カルガモの会」を作って情報交換をしています。また、「月島・佃当たり探検隊」というグループでは、定期的に野鳥の観察をし、「月島・佃夏の鳥図鑑」「月島・佃冬の鳥図鑑」という、写真と簡単な説明を入れたパンフレットを作ってるグループもあります。

 

野鳥の観察初心者やお子さんにも大変わかりやすく、この会が主催する野鳥を見る会は毎回好評で、定員はすぐに埋まってしまうそうです。

 

このように臨海部では自然が少しずつ戻ってきていることを肌で感じます。そのなかでの、今回の「石川島公園内・水辺環境の整備検討」として約370万円の予算が付いたことは、私がこれまで要望してきたことでもあり大変うれしく思います。

 

現在テラス沿いに石川島公園を歩くと、せっかくの水辺と触れ合う岩場エリアが危険なため入場禁止になっていたり、

 

相生橋下にあるカルガモのための浮島が荒れていたり心配なことも増えてきました。

 

 

そこで、今回の「石川島公園水辺の整備計画「について、地元のカルガモや野鳥をはじめさまざまな自然観察をなさっている皆さんからなる「カルガモプロジェクト」のような組織を作り、その活動を区が助成するよう要望しました。

 

これに対し、区長からは"カルガモを含めた生き物との共生を大切に、生物多様性を学ぶ場にしたい。教育長からも、自然観察等を通して子どもたちが、持続可能な社会の担い手となり環境に配慮した行動ができるよう「環境体験学習」を実践していくとの答弁をいただきました。

 

佃島小学校のビオトープ

 

「都会の自然を楽しもう!」