こちらが、今日(6月6日)の企画総務委員会で発表された、

「ふるさと中央区応援寄付」返礼品の拡充について。

 

これまで、かたくなにいわゆる「返礼品競争」には加わらないとして

① 中央区内で活動する団体を応援する応援寄付金

② 観光協会推奨品

③ 体験型(歌舞伎・BBQ等)

にこだわってきた中央区ですが、やはり年間で34億円(令和5年)の税の流出は大きい。

 

今年3月8日のブログです。

2024/3/8

〈歳入〉

まずは、こちらの資料をご覧ください。

中央区へ入るはずだった特別区民税の流出は、令和5年度で約33億9千3百万円。

特別区民税に対する寄付金控除額の割合は

、令和4年度で9.17%,約1割に達します。

 

一方中央区版ふるさと納税「ふるさと中央区応援寄付金」は、

使い道を指定して中央区に寄付するものですが、

 

令和4年度で約8千万円。5年度は約7千700万円に減少しています。

そこで危機感をもった区は、昨年9月新しいふるさと寄付金制度を発表しました。

返礼品は「体験型」にこだわり、中央区を体験していただくことでシティプロモーションの役割も期待することができます。

 

 

昨年(令和5年10月)から受付を開始し、今のところ歌舞伎見学が、半数を占めるということですが、

この体験型「ふるさと中央区応援寄付」、今後も種類をふやしていけば、まだまだ可能性がありそうです。

 

…そして今回発表された新しい返礼品がコチラでした。

 

 

中央区と言えどもこのまま、税の流出を見すごしているわけにはいきません。ということで、思い切った方向転換。銀座テーラーのフルオーダースーツ、オーダー券1千万円は、話題にはなるかもしれませんね。