中央区議会議員、青木かのです。
週末に行われた「エコまつり」に「福島県大熊町」のブースがあったのをお気づきでしたか?
福島県大熊町は、福島第一原子力発電所があったところですが、
町の復興のために力を入れている政策が、起業を応援するインキュベーションセンターとしての役割と、再生エネルギーです。
その象徴として大熊町は2020年2月9日「2050ゼロカーボン宣言」を採択しました。
「大熊町は、原発事故を経験した町だからこそ、原発や 化石エネルギーに頼らず、地域の再生可能エネルギーを活用した持続可能なまちづくりに取り 組むことを決意」と、あります。まさにその通りであり、原子力発電所の再稼働には、強く反対していく必要があります。
そして、中央区は大熊町と「脱炭素」を旗印に連携協定を締結しています。
主な連携事項として
①省エネ電源(太陽光が中心)の整備
②人材交流及び環境教育の推進(まずは職員交流から)
③森林整備と木材の活用(中央区には檜原村における経験と知見がある)
④産業振興(中央区内の企業・事業者と大熊町の交流を支援)
再生エネルギーについては、原発用の送電線2系統が現存しており、これを使って中央区まで送電することも可能です。
福島県は、私が大学卒業後就職し、初めての社会人生活を送った思い出の多い場所です。これから個人としても協力していきたいと思っています。