中央区議会議員の青木かのです。

 

今朝(令和6年5月29日の朝のニュースで「森林環境税」が始まることを知らない方が多くて驚きました。

 

2019年、「森林環境税および森林環境贈与税に関する法律」が成立。地球温暖化対策や災害防止を目的に、森林を活用するために使われる財源についての法律です。

 

建付けとしては

 

①の税収を都道府県・市区町村に再配分するのが、「森林環境贈与税」。①の課税が開始していないのでこれまで財源は国が肩代わりする形で、2019年度から各自治体への贈与が既に始まっていました。

 

中央区では、2019年度は、

「中央区の森の」の推進等に718万4千円。

 

2020年度は、

同じく中央区の森の推進等に1526万6千円が使われています。

 

 

多くの自治体がこの「森林環境贈与税」の使い道に悩む中で、中央区では早くから檜原村と関係を結び、森林保護に力を入れてきました。また、中央区からは都会の子どもたちが訪ねて自然体験等の活動をしています。

 

 

いよいよ今年(令和6年)から国民一人一人が負担する森林環境税の徴収が、始まります。1人年間千円を住民税に上乗せされています。

 

物価の上昇、特にこれから夏に向かう中での電気代の高騰が予想される中、‟ひっそりとかつしっかりと”取られていく森林環境税千円。

 

重要性は認識しますが、何かタイミングが悪いですね~