晴海水素タウン構想はオリパラレガシー。 | 青木かのオフィシャルブログ「月島日記-TSUKISHIMA DIARY-」Powered by Ameba

     

     

    この2枚の写真。

    上が晴海4丁目のホテルマリナーズコート隣にあった水素ステーション。(現在は撤去)

    下が、27日にオープンした晴海5丁目の水素ステーション。

    選手村跡地に造られた晴海フラッグ内に開設されました。

     

    「水素ステーション」は製造した水素を発電や車両の燃料として供給する施設です。
     

    水素を燃料として走る都営バスやBRTのほか、地下に整備されたパイプを通して、エリア一帯に供給する機能が備えられています。


    パイプを通して供給された水素は、エリア内に設置された燃料電池の発電に使われ、マンションの共用部の照明などの電気として利用されるということです。

    パイプを通した本格的な水素の供給は全国でも初めてで、本日(29日)から開始されるそうです。
     

    各紙で報道されていましたが、東京新聞がとても分かりやすかったので引用します。

     ステーションは、都の計画に基づいて石油元売り大手ENEOS(エネオス)が運営。製造した水素をFCVや、東京の臨海部と都心を結ぶバス高速輸送システム「東京BRT」、都営バスなど大型車両に供給する。1日あたりの能力は燃料電池バス40台分。

    街区に設置された「純水素型燃料電池」

    街区に設置された「純水素型燃料電池」

     

     晴海フラッグの公道下に敷設したパイプラインで街区にも水素を送り込む。計5カ所に設置した「純水素型燃料電池」で作った電力をマンション共用部の照明などに活用。発電の際の熱は、ペット用足洗い場での湯沸かしにも活用する。

     開所式で、小池百合子知事は、東京五輪の聖火台の燃料に水素が活用されたことに触れ「まさに東京大会のレガシー。需要と供給の両面で社会実装を加速させたい」と期待した。