中央区内でも自転車利用者が急増するなかで、‟安全確保”のために「自転車通行帯」の整備が進んでいます。

 

今回の条例改正により

自動車及び自転車の交通量が多い第四種の道路(自転車道を設ける道路を除く)には、車道の左端寄り(停車帯を設ける道路にっては、停車帯の右側)に自転車通行帯を設けるものとする。

ただし、地形の状況その他の特別の理由によりやむを得ない場合は、この限りではない。

現在、区内で予定されているのは、令和6年から7年にかけて

「電線共同溝整備(電柱の地中化)」と「道路修景工事」が行われる、マイホーム晴海から月島第三小学校間の約200m間です。

 

ここでは、自転車道が2m、歩道が3,25mになる予定です。

 

 

また、東京都では、飲食等による道路空間の利用や、にぎわいのある道路空間を実現するため、歩行者利便増進道路(ほこみち)制度の活用を進めています。
令和4年には、環状第2号線(新橋・虎ノ門間)が都内初となる歩行者利便増進道路に指定されました。

 

以下東京都建設局のHPより引用

 

ほこみち制度は、賑わいのある道路空間創出のための道路の指定制度として、令和2年に創設された制度です。
道路管理者が歩行者利便増進道路の指定を行い、歩道等の中に歩行者空間を確保しながら、歩行者の利便増進を図る空間として利便増進誘導区域を定めることで、テーブルやイス、イベントなど多様な道路空間の活用が可能となります。

 

港区新虎通り

 

中央区では、現在日本橋室町の江戸桜通りの地下道と、

八重洲仲通りを国家戦略特区を活用して「ほこみち」に指定していますが、令和9年3月31日までに歩行者利便増進道路(ほこみち)に移行する予定です。

 

水辺はテラス、道路はほこみちの活用で、歩行者空間がより豊かになりますね。

 

港区新虎通りのほこみち