中央区議会議員、青木かのです。

 

本日(2月26日)の築地地区まちづくり協議会では、

「築地市場跡地開発事業者への要望案」質疑されました。

 

事業者の決定が3月末から5月上旬に延期されましたが、事業者が決まり次第、‟事業者に‟提出されます。

 

築地市場跡地の開発について少し振り返っておくと。

〇約23haという都心部に残る最後の広大な都有地、築地市場跡地は都が開発事業者募集のうえ、事業者に貸付(貸付期間70年間+建設期間等)

 

〇都は平成31年3月に「築地まちづくり方針」、

 令和4年3月に「築地地区まちづくり事業」実施方針を策定

 

〇令和4年11月募集要項の公表

 令和5年度内に事業予定者の決定

※都が事業予定者の決定を5月に先延ばしすることを発表

(筆者加筆)

 

〇令和11年度に舟運利便施設等の供用開始

 

 

中央区は、これまでに

令和3年5月20日 築地まちづくりに関する要望書

令和3年10月20日 築地まちづくりに関する要望書

令和3年10月 中央区築地まちづくりの考え方

令和5年10月 築地市場跡地開発に関連する区の考え

 

等、都に対して要望および区の考え方を示してきました。

 

今回の要望書は具体的に‟開発事業者”に提出されますが、

ポイントとして

〇銀座、勝どき、月島、新橋、汐留等の各方面への広域的かつ重層的な歩行者ネットワークの形成

〇場外市場とのアクセスへの配慮

〇本区施設や周辺開発と連携し、デッキ等によるバリアフリー化された歩行者空間の整備

〇場外市場が円滑に運営されるために必要な、来街者用駐車場及び荷捌き場の整備

〇長期にわたる工事期間中において食品等の販売への影響がないよう配慮

 

そして、跡地開発については区及び地元に対し十分な情報共有をするとともに、エリアマネジメント組織の運営については「築地食のまちづくり協議会」等の地元組織と積極的に連携を図ることを要望しています。