まずは、コチラが現在の中央区のHPに掲載されている「金額の誤りに関するお知らせ」です。

 

 

 

そしてコチラが区のお知らせ2月11日号に掲載された記事。

(左上の部分)

 

謝罪と再交付についてのお知らせですが、このような小さな記事にどれくらいの区民が気づいていたでしょうか?

 

そして、コチラが対象者(被害者)に個別に郵送で送られたペーパーです。

 

対象者(被害者)のお1人から区の対応に対する相談(クレーム)があったのがきっかけで私も直接保険年金課に問い合わせ調査を行いました。

 

そして、今日(2月14日)の福祉保健委員会は、この件に関する副区長の謝罪から始まりました。

 

担当者からの説明によりわかったことは、

〇納付金額のデータを抽出する際、入力基準年を誤った

〇職員によるチェック体制が不十分だった

〇令和4年1月から新しいパラメーターを導入したので慣れていない部分があった

 

再発防止策として

〇全職員の教育・情報共有

〇事前のリハーサルで確認→実行という手続き

等、挙げられました。

 

対象者(被害者)の数は24,473人におよびます。

 

確定申告(2月16日開始)には間に合ったので、実害はないという説明でしたが、実際私がご相談を受けた方は、還付申告(1月開始)をすでに済ませていたので、再度訂正のために足を運ばなければならないが、担当者からの謝罪はなかったというものでした。

 

「防ぎ得たヒューマンエラー」であることは確かです。

対象者に送られたペーパーの最後の文章、

‟非常に深刻な問題ととらえ、業務体制の見直しを行い再発防止を図ってまいります。”が、むなしく響きます。