2月2日、東京都が、東京駅と臨海部を結ぶ「臨海地下鉄」の運行事業者に、都やJR東日本が出資する第3セクター「東京臨海高速鉄道」を選定することが発表され、臨海部を駆け巡りました。

 

 

 

事業費が4千億から5千億はかかる事業と言われていますが、これで実現に向けて1歩近づいたことになります。

この内容については<都心部・臨海地域地下鉄構想 事業計画検討会>が令和4年11月に策定した事業計画案に沿ったものとみることができます。

 

 

例えば、(以下事業計画案から抜粋)

①都心部・臨海地下鉄の起点は東京駅である

 

 

②臨海地下鉄のルートは東京駅から有明まで

 

③常磐新線(TX)延伸との接続・羽田空港との接続

 

常磐新線の延伸・接続については、すでに平成28年の交通政策審議会答申のなかで一体整備されることが示されていました。

 

今回、「東京臨海高速鉄道」が選定されたことで、臨海地下鉄の「有明・東京ビッグサイト駅(仮称)」とりんかい線「国際展示場駅」の接続が容易になります。

 

また、りんかい線には、JR東日本が羽田空港発着の「羽田空港アクセス線」の相互乗り入れ運転を計画しています。

これで、点と点と点が1本の線でつながりました。