今回の令和4年度決算特別委員会(以降「決特」)では、4年後の人口20万人都市を見据えて各施策のチェックをし、新しい施策、さらに充実させた方がよい施策、すでに役目を終えた施策等を見極め、来年度(令和6年度)の予算編成に活かすことが目的です。

 

まずは、その基本となる「人口推計」です。

 

令和5(2023)年1月1日の住民基本台帳人口を基準とし、以下①から⑤の要素を基に今後10年間の人口を推計  

 

①0歳児数:地域別子ども女性比により算出    

②生残率 :年齢別・男女別。国立社会保障・人口問題研究所の数値。(H30.3数値更新)    

③移動率 :開発分を除いた転出入による人口変動割合(過去6年平均) 

④開発による増加分:50戸以上の住宅開発により見込まれる転入者数を加算 

⑤外国人人口:令和5年(2023)年1月1日時点(9,324人)を今後10年間一定と仮定

 

①から③は通常使われる数値ですが、④と⑤は推計をより正確にするため中央区独自に追加されています。

 

人口だけを見てみると

 

令和9年中に中央区の人口は20万人に達します。

 

このように、かなり細かな情報をもとにつくられていますので、毎年出される10年間の人口推計は、かなり正確です。

 

今回の決特では、この4年後に20万人という数値を視野に、各分野の決算状況を見ていきたいと思います。