中央区議会議員、青木かのです。

 

2020年4月1日から本格施行が始まった

東京都受動喫煙防止条例

 

当初は、オリンピック・パラリンピック開催に向けての意識の向上やマスコミが頻繁に取り上げたこともあり、基本的には禁煙を推進。喫煙者は「喫煙所」で吸うという認識が高かったように思います。

 

3年が経ち、インバウンドや国内からの観光客が戻り始めたこともあり、区内においても喫煙所以外で吸う方や、ポイ捨てされた路上の吸い殻が急増しています。私のところへも、多くの苦情が寄せられています。

 

区としての対応は、まず

 

 

ポスターで注意喚起。

最近このポスターを本当に多く見かけるようになりました。

 

近くに指定喫煙所がある場合は、その情報を

 

 

指定喫煙所については、HPからも見ることができます。

 

 

 区営が16か所、民間が31か所、計47か所の指定喫煙所があります。

皆さんから要望の多い、罰則化(過料を取る)前の段階として、区ではまず指定喫煙所を造るという対応をとっています。

 

民間事業者が公衆喫煙場所を整備する際の一部を助成しています。また、維持管理費として1月15万円助成しています。

 

 

最近、もう1つ気づいたことがあります。
以前は、喫煙パトロールをシルバー人材センターに委託していましたが、現在は、取り締まりの訓練を受けた人材を民間の警備会社に委託しています。 気づいていらっしゃいましたか?

 

現在できるのは、ここまで。あとはマナーの問題。

吸い殻等、自主的にお掃除してくださっている、町会・自治会や商店会の皆様にも感謝です。