中央区議会議員、青木かのです。
今日(7月31日)令和5年度第1回中央区都市計画審議会が開催されました。
諮問第3号は、東京都市計画高度利用地区の変更で、高度利用地区の対象となるのは「築地二丁目地区」です。
築地2丁目地区の再開発事業は、築地駅隣接地に地上20階、地下2階、高さ約110m、延べ面積約57,000㎡のオフィスビルを整備するというものです。
↑の図にあるように、平成通りと新大橋通りを繋ぎます。
これまで築地は日本を代表する地域の1つでありながら、「築地駅」については、
・地上から駅へと降りていく通路(階段)が狭く、上る人と下る人のすれ違いも困難
・いわゆる「駅前広場」がない
等の問題が指摘されていました。
今回の再開発で、新大橋通り側の敷地内に東京メトロ日比谷線「築地駅」の出入り口を新設し、駅前広場が整備される予定です。また 平成通り沿いにはオープンスペースを設け、地域イベントやアウトドアワークなどで活用できるようになります。
昨年9月の環境建設委員会で出された資料で確認します。
まちづくりの方針として、
‟地下鉄駅を中心とする歩行者ネットワークを整備することで街の回遊性を高める”ことが挙げられています。
また、防災対策として、帰宅困難者のための一時滞在場所の整備のほか、
・災害時、雨水利用のための貯留施設の設置
・雨水流出抑制用の貯留施設の設置
が、入っています。
バリアフリー化を進めて築地駅を改善することが一番の地域貢献だと思います。