中央区議会議員、青木かのです。

最近、日本各地で豪雨災害が増えています。

記録的な豪雨により甚大な被害が発生しています。

 

コチラは昨年6月15日のブログ。

 

2019年に策定された「緑の基本計画」のリーディングプロジェクトに位置付けられている「グリーンインフラガイドライン」が報告されました。

 

グリーンインフラガイドラインで、一番気になった語。

それは「レインガーデン」です。

 

レインガーデンとは、降雨時に雨水を一時的に溜めておき、その後時間をかけて地下へ浸透させる植栽帯のこと。

これまでの植栽帯と比べると、豪雨時における水害リスクの低減や、※下水管への負荷の削減、ヒートアイランド現象対策等、特に都心部特有のリスクの軽減に役立ちます。

 

※雨天時に、雨水の量が汚水の量に対して一定以上の倍率になると、雨水吐室などから川や海に放流され、水質汚濁の原因になりやすい。

 

レインガーデンの整備は、環境や都市災害防止などへの関心を高めるための教育プログラムとして活用することによって、地域コミュニティの形成にも貢献します。

 

導入事例:

 

※資料は全て「中央区グリーンインフラガイドライン技術編」より抜粋

 

さらに最近期待されているのが「雨水貯留浸透施設」です。先日、「雨水浸水対策」に取り組む神戸市へ視察に行ってきました。

(資料は全て神戸市の資料をお借りしました)

 

 

対策としては

①雨水ポンプ場

②雨水貯留槽

③雨水幹線管理の延長

が、主に取られています。

 

東京都都市整備局では、現在、気候変動による風水害の激甚化を踏まえて「豪雨対策基本方針」の改定に着手するようです。