中央区議会議員、青木かのです。

 

ChatGPTといえば、AIを使ったチャットポットで、毎日この単語を聞かない日はないくらい・・・・ですが、実はどういうものなのか、よくわからない方も多いのではないでしょうか?

 

施策づくりにどう活用できるのか知りたいと思っていたところ、

 

今日開催された「全国災害ボランティア議連 」の研修会のテーマが、防災施策に関する「行政DX専用のChatGPTマサル君」の活用でした!

 

講師は、この分野に詳しい、元文科大臣政務官、村井宗明氏。

 

例えば、ここに中央区のこれまでの基本計画、基本構想、区政年鑑、現行の法律・条令、そして中央区地域防災計画等をインプットする。(エンベディングする)

 

その上で、現在の区の防災施策の問題点をマサルに質問する。

この時のマサルの答弁は、現時点において完璧な答弁(になるはず)です。

 

では、次に行政がやるべきことは?…

実際マサルに聞いてみると、出てくるのは、これまですでに区がやっていることで、新しい施策については出てきません。マサルは、あらゆる情報のなかから、ベストの答えをつくることはできますが、全く新しいアイディアを生み出すことはできないのです。

 

つまり、中央区の防災(災害対策)の弱点を明らかにしたうえで、あらたな施策のアイディアを生み出していくのが議員の仕事ということになります。