昨日「KK線を歩こう!」について書いたところ、大変な反響がありました。今日は、ちょっと詳しく。

 

都は、2018年12月、国や首都高速道路株式会社とともに、日本橋周辺の首都高地下化に伴いKK線の自動車専用道路としての役割が大きく低下することから、KK線の有効活用策の検討がは自じまりました。

イメージ図1

5つの整備・誘導方針があります。

  1. 高架施設の特徴(形態)をいかす
  2. 歩行者系ネットワークの形成イメージ図2
  3. みどりとオープンスペースの形成イメージ図3
  4. 地域の歴史や魅力をいかす
  5. 周辺まちづくり等との連携
  6. 街の中に溶け合ったというイメージが浮かびます。
これまでに「KK線の既存施設のあり方検討会」が設置され、
2020年11月「Tokyo Sky Corridor~空中回廊の創造に向けて~」として提言書がまとめられました。
コチラがそのルートです。
 
 
その後、影響を受ける「銀座地区まちづくり協議会」が昨年4月11日に開催されましたので、地域の声をアップしておきます。
 

Q.KK線上部空間は、どういう位置づけになるのか?広場なのか、道路なのか?道路ならば、公道なのか、私道なのか?

 

A.KK線再生に当たり、KK線全線を含めた区域の地区計画に歩行者中心の公共的空間と位置づける。地区計画の中の地区施設という扱いであり、道路ではない。

 

Q.管理は東京都か?民間の会社か?

 

A.基本的には施設の管理は、現在の所有者である東京高速道路(株)

 

Q.この場所で、イベント等も行えるのか?

 単に開放するだけではなく、イベント等の利活用の観点からも、どういうルールを決めればいいのか調整していく。

 

Q.区や都は、竣工後、どのように関わっていくのか?

 

A.(副区長答弁)銀座の外周でもあるので、中央区として銀座の方々のご意見を取りまとめながら東京都と東京高速道路(株)とも十分相談する。都市計画で方向性を決めた上で、実態をどうするかについては一生懸命考えていく。地元として、地元区として貢献できる部分も含めて協議をさせていただきたい。

 

中央区は今後も「地元区」として、しっかり関わることが重要だと思います。

それにしても「Tokyo Sky Corridor」という名称がいつの間に「銀スカ」になったのかと思ったら、「銀スカ」は「銀座スカイウォーク」というイベントの名称のようです。