「築地地区まちづくり事業」については、すでに発表されています。

また、今年3月23日に開催された「築地地区まちづくり協議会」でも活発な話し合いが行われました。

 

募集要項と議事録から拾ってみます。

 

まず、募集要項から。舟運ネットワークを活用・強化し、地下鉄などの広域性の高い交通インフラ 等との効果的な連携を図る。具体的には、都が整備する防災船着場について、東京全体の活性化にも資する舟運ネットワークの要となるよう活用し、地域内及び広域の舟運ネットワークを形成する。また、浜離宮恩賜庭園の敷地等にも新たな船着場を整備・運用するなど、地域の回遊性を高める。

 

舟運ネットワークの形成に向けた機運醸成や利便性向上のため、都による防災船着場の先行整備に合わせて、待合等の舟運利便施設やにぎわい機能、観 光バスなどの乗降スペースや水辺への円滑なアクセス動線等(以下「舟運利 便施設等」という。)を整備し、供用を開始する。 (カ)臨海部など周辺地域やより広い地域とも連携を図りながら、相乗効果を生み 出していく。

 

一方今回のまちづくり協議会では、どのような質問がでたのでしょうか?

 

①新しい地図には、築地のなかに、防災船着場と新たな船着場の記載があるが防災船着場は東京都が運営管理。この都が整備する船着場については東京都全体の舟運の向上に結びつくよう整備する。

 

②新たな船着場は、浜離宮恩賜庭園の敷地にも新たな船着場を整備するため、さらに新たな船着場に関しては、必ず創るということではなく、事業者の自由な提案を想定している。

今後の船着場については「回遊性」がキーワードとなります。