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経産省資源エネルギー庁のHPから

 

中央区内でコジェネレーションシステムの導入が進んでいます。コージェネレーション(熱電併給)とは、天然ガス、石油、LPガス等を燃料として、エンジン、タービン、燃料電池等の方式により発電し、その際に生じる廃熱も同時に回収するシステムです。

 

回収した廃熱は、蒸気や温水として、工場の熱源、冷暖房・給湯などに利用でき、熱と電気を無駄なく利用できれば、燃料が本来持っているエネルギーの約75~80%と、高い総合エネルギー効率が実現可能です。

 

再開発では、地域冷暖房をコジェネにすることで、CO2の排出量を約30%削減できるといわれています。

 

今日(1月25日)の都市計画審議会で出された資料です。

東京都環境局により、令和4年4月12日付けで条例に基く地域冷暖房区域の指定がなされています。

 

 コジェネは最近よく聞く言葉ですが、必要とされる温度帯は用途によってさまざまです。たとえば、家庭用コジェネである「エネファーム」で生み出される熱は、主に風呂などでの給湯に使われており、ここでの熱は100度以下です。

 

具体的な例として、昨年8月に竣工した「東京ミッドタウン八重洲」のコジェネレーションシステムです。