中央区議会議員、青木かのです。

順調に進む、勝どき東地区再開発事業ですが、関係者による勉強会がスタートしたのは、昭和63年のことでした。

 

この時、都市計画の内容や地域の実情を踏まえた地域貢献・公共貢献について検討されています。

 

勝どき東地区の再開発事業について

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これまで第一種市街地再開発事業を活用したまちづくりが、地元地権者の皆さんによって検討され

 

都市計画の内容や地域の実情を踏まえた

 

地域貢献・公共貢献についても検討されてきました。例えば

 

①勝どき地区を守る防災広場や、屋内避難スペースの設置

 

②輸送拠点となる防災船着き場、広域避難場所である晴海への人道橋の建設

 

③100人規模の保育園の設置

 

④高齢者福祉施設 等・・・

 

この頃から、再開発事業における地域への貢献策が、重用課題として地域と話し合われるようになりました。

 

街の特性にもよりますが、防災施設・保育所・高齢者福祉施設等が主なものになります。

 

(人道橋の橋脚)

 

今後、朝潮運河では、人道橋と防災船着場の整備が進みます。

 

その主な目的としては、

○勝どき駅と接続する出入り口を分散し、朝の混雑時の渋滞を緩和する

○災害時は広域避難場所である晴海への避難路となる

○通学路となる。等


 

また、この図にも描かれている「防災船着場」は、新たに造られるのではなく、この橋より上流にある「朝潮運河船着場」が人道橋より下流にあるこの位置に移転する。ということらしい。

 

晴海側、手前に見えるのが朝潮橋防災船着場

 

現在、月島地域に1つしかない朝潮運河船着場を勝どき側に移転し、さらに今後晴海5丁目(晴海フラッグ内)、と月島3丁目(月島3丁目北地区再開発)に新たな防災船着場が整備されます。