中央区内には区の管理と都の管理合わせて7カ所の防災船着場があります。災害で道路や橋が使えなくなった場合、川と運河に囲まれた中央区では、水上交通が大きな力となります。
物資の輸送はもちろん、災害拠点病院(聖路加国際病院)へ疾病者の搬送も重要です。
その運用方法について確認したところ、
‟都が設置した「発災時における水上ルートの確保に向けた検討会」において平成30年3月に運用マニュアルを作成し、関係する特別区及び防災関係機関の共通ルールとしたところ。”
〇区と都の役割分担について
‟区は船着場の安全点検及び船着場を使用する際に要請する内容を決定。都は航路や船舶の確保と水上輸送の一括の窓口。”
水上交通が渋滞しないよう、都内の舟運については、東京都が一括してルートを決定することは重要ですが、必要に応じて明石町防災船着場(災害拠点病院)への搬送ルートは最優先で使えるようルール化しておくことも必要だと思います。
防災クルーズ2021