<朝潮運河ルネッサンス協議会の再開について>

 

2004年国土交通省が策定した「河川敷地占用許可準則の特例措置」では、‟河川敷地における民間事業者による施設設置および営利活動‟が可能となりました。これに基づき、運河の水域占用許可に対して規制緩和を行い、民間事業者の水域での事業を可能にしました。

 

各運河は、東京都が指定しますが、品川区は天王洲運河、港区は芝浦運河、江東区は豊洲運河、そして中央区は平成18年1月に、朝潮運河が指定されています。

 

当初、朝潮運河の晴海トリトン前に水上レストランをつくる計画が進められていましたが、‟地元での調整が上手くいかず”計画はいつの間にかなくなってしました。(副区長答弁)

 

港区の芝浦運河、江東区の豊洲運河等、他区の運河ルネサンス協議会が、現在でも運河カフェや、ナイトクルーズ、水辺マルシェ等、現在も地域のイベントとして大変盛り上がっているのに対し、中央区の朝潮運河ルネッサンスは、1年に1度運河クルーズを行うのみとなっています。

 

地元住民との意見調整が難航した(副区長答弁)ということですが、もともと地元住民もルネサンス協議会に入り当事者となって水辺を盛り上げて行くのがこの制度です。

 

晴海フラッグ(晴海選手村跡地)は朝潮運河に面しています。朝潮運河の再整備は、オリンピックレガシーでもあります。トリトン側で一度挫折したのなら、次は、晴海5丁目と勝どき6丁目&豊海間のエリアで「朝潮運河ルネッサンス協議会」を再開。新しいまちづくりに活かことを提案しました。