今日は、終戦記念日です。

 

私の父方は広島の出身。

私の母方は長崎の出身。

私も長崎で生まれ、高校を修了するまで長崎で育ちました。

 

その後、沖縄に縁があり、

5年間アナウンサーとして過ごしました。

その5年の間で最も心に残る仕事が、

1995年、米兵による少女暴行事件に抗議する「県民総決起大会」です。

 

8万5千人の県民が集結した宜野湾市海浜公園からラジオの生放送を担当しましたが、あまりの熱気で何を話したかほとんど記憶にありません。

 

これまで平和や憲法9条について書くことはありませんでした。

しかし、最近の政府や国会議員に関する報道を見ていると不安は大きくなるばかりです。

 

唯一の被爆国としての役目も果たしていません。

 

私のつたない表現では伝えきれない、と思っていたところ、永六輔さんの言葉を発見しましたので、その言葉を引用させていただきます。

 

「憲法9条はね、理解する、しないではなくて愛すればいいんです。守るという事では『攻める、守る』という発想になり、守る方が弱くなりがちです。ならば愛すればいいんです」