山本区長(左)と光田支社長 中央区のHPより

 

中央区は今年3月30日、2050年までに二酸化炭素排出量実質ゼロにする「ゼロカーボンシティ」を宣言しました。

また、東京電力パワーグリッド銀座支社とは、連携協定を結んでいます。

 

 

連携協定書には、

〇再生可能エネルギー等の地産地消、面的利用等の推進に関すること

〇電化その他の脱炭素化に向けた取り組みの推進に関すること

 

という項目があります。中央区は、この再生可能エネルギーは「太陽光」を想定しています。

 

実際、今年度(R4年度)予算に、新規施策として「太陽光発電所」整備検討調査として、313万5千円が計上されています。

設置場所は、中央区が所有する館山臨海学園(千葉県館山市)の敷地です。臨海学園は、一般開放の利用者減少、施設の老朽化等により、平成19年度閉鎖され現在使われていません。

 

区が所有する未利用地の活用、と言う意味では期待できる施策です。ただし、今年度に入って、小池都知事が、太陽光発電の義務化を発表して以降、逆に太陽光発電を見直す機運が生まれています。

 

今年度予算化された約313万円の調査については、太陽光発電ありきではなく、水力、地熱、潮流等、広く選択肢を広げるよう要望しました。