月島3丁目北地区市街地再開発事業開始
中央区議会議員、青木かのです。
‟中央区の人口の急増は、市街地再開発によるところが大きい”
これは、令和4年1月1日時点の住民基本台帳です。
中央区の地域別人口や年齢別人口は各分野の施策推進の参考となる、重要なデータです。
20歳から35歳までの若者の人口は減少していますが、19歳以下から0歳の新生児まで、また人口が急増していることがわかります。
この数字は30代後半から40代の数字と呼応しており、つまり30代後半から40代の子育て世代の方が、転入し区内で子育てをして下さっている結果なのです。
ただし、地域別で見た時、今年わずかながら月島地域の人口が減少しています。これは人口増加に陰りが見えてきたわけではなく、
①昨年1年間、大規模マンションの入居開始がなかった。
②再開発による、一時的な他区への転出
③コロナの影響による転出
が、原因とみられます。
このように、1つの大規模開発が中央区の人口推移に大きな影響を与えます。人口増加を見越した政策としては、保育所、幼稚園・小中学校の整備を始め、あらゆる行政サービスが後手後手にまわらないようにすること。
今年の予算特別委員会で、今後の市街地再開発事業の展望について質問したところ、"オフィスビルについては、中央区の利便性は引き続き変わらないので需要はある。"
また、高層マンションについては、"共用部にコワーキングスペースを設ける等、都心部でありながら居住性の良さを追求することで、本区に居住する魅力が減ることはない。"という強気の答弁でした。
コチラが、令和4年度市街地再開発事業等地区です。
行政サービスや公共交通整備の遅れ等、問題が見え始めた時、再開発事業が限界に近づいていることになります。