2月14日環境建設委員会報告②

<BRT>

BRTの停留所整備工事の入札不調については、先日ブログに書いたばかりです。

 

 

重要なのは、これが単なるバスの乗降所ではない、ということ。

もはや専用レーンや優先レーンも怪しくなっているBRTで、この

「停留施設」は、速達性・定時性を目指す点でも重要です。

その停留施設の整備工事が進まない!ということは、第2次プレ運行も当初予定していた令和4年度の開通が難しくなったのではないでしょうか?

今日の環境建設委員会でも、今後の中央区としての取り組みを質問したのですが、中央区の危機感が残念ながら感じられませんでした。

私がBRTを重要視するのは、人口が急増する臨海部のまちづくりに大きく関わってくるから。

 

中央区は臨海地下鉄に力を入れていますが、地下鉄が開通するのは、早くても20年先。

それまではBRTの活用が急務です。

 

BRT(LRT)計画は当初銀座と勝どき・晴海を結ぶ中央区の施策でした。そこに東京2020が決定し、選手村と各種競技会場が集中する臨海部までルートを広げ、東京都の施策として都が引き継いだという経緯があります。

 

そこで、改めてプレ2次と本開通のルートを見てみましょう。

今後広がるルートは、江東区の豊洲・有明・青海エリアです。

これらの地域は、BRTがなくても、すでに公共交通機関としてゆりかもめりんかい線があります。

 

りんかいせんHPより

 

また江東区はBRTよりも、地下鉄8号線延伸の方に力を入れているようです。

 

 

基本的に、江東区との協力体制は必要ですが、中央区はもっと‟危機感をもって”取り組む必要がある(と言い続けて3年)のではないでしょうか?

 

頑張れ!BRT!!