この件については、メディアでも取り上げられたので覚えていらっしゃる方も多いかもしれません。

築地市場の移転により、居場所がなくなった築地のネコ30匹(のちに21匹と判明)のためのシェルター建設に、中央区が約5,600万円計上したというものです。その後の経緯を確認しておくと、

 

2019年4月 シェルター竣工

2019年6月 業務を委託した団体に鍵を渡す

2019年8月下旬 築地の猫21匹入居

2019年11月末 ネコ退去

つまり5,600万円かけて造った猫シェルターは3か月しか使われなかったことになります。

主な原因としては、場所が遠い(晴海臨海公園内)ためボランティアの方が通うのに不便だったということです。これは、最初から想像できたことです。

 

その後、会派で視察を行い、この場所の効果的な活用を求めてきました。

そしてようやく使い道が決まり、令和4年度(2022年度)予算案に示されました。

 

 ‟遺棄猫を保護するボランティアの裾野を拡げるとともに、安定した運営を支援するため、猫の保護シェルターの開設および運営費の一部を新たに補助”します。

そして、晴海臨海公園の猫シェルターは、一時保護施設として活用するということで、216万円が計上されました。

今度こそ、効果的に使って欲しいと思います。


 

 

中央区令和4年度予算案はコチラ。