中央区では、2カ月ごとに、景気動向調査をおこなっています。
経済活動の現場で働く方を景気ウォッチャー(調査協力員)として委嘱し、それぞれの仕事を通じた景気判断を報告してもらい、この報告を基に専門的な分析を加えて、区内の景気動向を把握するものです。
今回の調査は、12月中旬に実施されました。丁度、コロナ感染者数が劇的に減少していた時期になります。
ウオッチャーの報告を拾ってみると、
〇インバウンドは消滅したが、国内客の消費マインドは堅調である。
〇週末は地方からの来店客が増えている。
〇年末が近づき、史上は徐々に活気づいてきている。
〇コロナ感染者数が低水準にとどまっていることを受けて、心理的な自粛ムードが弱まっている。
〇週末の客は8~9割戻ってきているが、ウィークデーは5割とまだ弱い。
また、調査結果の概要としては、
‟前年はもちろん、前々年比の実績に迫る勢い。”
”コロナ感染者数の減少に伴い、土日の来客数を大幅に増加している”
‟爆発的な感染再拡大が無ければ、景気はおだやかに回復していく。”
残念なことに、この後まさに第6波の爆発的な感染再拡大が起こっているのが現状で、景気の穏やかな回復は、先延ばしとなってしまった。