今、都政新報では、「東京大会の遺産」として、東京2020が残したものを振り返る特集をしています。

 

第2回は、「晴海選手村の水素エネルギー」でした。

大会時に整備した水素ステーションを活用した、全国初の水素エネルギーモデルタウンをめざしています。

 

コチラが、水素ステーション。

中央清掃工場、環状2号線、補助第314号線に挟まれる形になります。

こちらは、旧選手村(晴海フラッグ)内に整備された水素パイプライン。

オンサイト方式を採用し、このステーション内で水素を製造します。FCV(燃料電池車)への燃料補給はもちろん、晴海フラッグの住宅共有部への水素の供給も行います。

 

さらに「中央区まちづくり条例」に基づき、開発計画の地域貢献策として、

〈環境対策〉

〇カーシェアリング用の駐車場を整備

〇電気自動車用充電設備付き駐車場を整備

〇近隣マンション共用部における純水素燃料電池の定着・促進を促す。

 

〈防災対策〉

〇非常時、カーシェアリング用のFCVの発電装置により発電した電力を電源として利用できる→携帯電話への充電、炊き出し等に活用。

〇災害時、施設内にあるエネルギー啓発施設を開放し、食料・水の供給、電源供給、トイレの開放を行う。

等があげられています。

 

東京2020のレガシーとして、この街で、ゼロエミッションを目指したエネルギー政策を推進することになります。