2021年に私が書いた約250本のブログ。

そのうちPVが多かったTOP5!を再掲しています。

 

さて第2位は、五輪万博。このブログは、東京2020が、中止になるのか、延期になるのか東京都やオリンピック組織委員会の態度が定まらない時期に書いたものです。

東京フロンティアから臨海副都心へ。五輪と万博の歴史。

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この本を選んだきっかけは、まだ先行きわからない東京五輪が今後どうなるか、あるいはどうすればいいかのヒントを得るためでした。

 

時を遡って鈴木都政時、アーバン・フロンティア・ムーブメントを東京で進めようとしていたのが、「東京臨海副都心計画」。

その具体化が、「世界都市博覧会」でした。

しかし、鈴木都知事の後継候補者は、都市博中止を公約に掲げた青島幸男氏に敗れます。

 

(当時の都民の意識調査によると、都市博中止に賛成が61%、不支持が15%。現在の東京五輪中止か実施か、の割合に近いかもしれません。)

 

都市博が中止になっても、開発の全てが止まったわけではありません。まずはフジテレビの新社屋が移転し、お台場の目玉となりました。赤字が予想されていた「ゆりかもめ」は増発に次ぐ増発で、黒字経営となっています。この時代に将来の人口増を見越して豊洲→晴海→勝どき→新橋とゆりかもめを環状化していれば…と悔やまれます。

さて、ここで本題にもどります。
都市博をやるか、やらないか、を当時の東京都民は、都知事選で明らかにしました。東京五輪をやるかやらないか、現在の東京都民はどうやって表明すればよいのでしょうか?