月島長屋学校は、芝浦工業大学の地域連携施設の一つで、2013年10月に開設されました。工学部建築学科地域デザイン研究室が運営しています。建物は昭和元年(1926年)建築の二軒長屋を改築したもので、1階が長屋学校、2階は住居になっています。

 

この長屋学校の活動がどんどん、広がっています。

 

佃島月島百景は、オーラルヒストリー。


「未来に残したい記憶」として、佃や月島に住む住民の方々の

昔の話をお聴きし、それを動画で残しています。

歴史ではなく、あくまでも記憶のなかの月島であり佃です。

定期的に上映会を開催しています。

 

メンバーの一人が中心となって発行している佃月島新聞。

そして、今年1月、地域雑誌佃月島が発行されました。

区立月島図書館では、特設コーナーも設けられました。

(現在、第3号準備中)

 

現在は、芝浦工業大学工学部建築学科志村ゼミの皆さんの、研究発表が続いています。長屋学校の先輩方の感想やアドバイスは、ちょっと、厳しい時もありますが、それよりも感心させられることが多いです。

・西仲通りの滞在時間を、ブロックごとに比較する。

・月島のリフォーム長屋の調査

 

そして、こちらは、長屋路地の植木と、マンションの植栽を比較したそうです。

このような、学生さんの視点から分析された、月島や佃の街には新しい発見があります。