パラリンピックが閉会しました。

選手村があったのは中央区晴海です。

この土地はもと都有地でしたが、東京都はこの土地を三井不動産レジデンシャルを中心とする民間企業11社に売却しました。整備工事はこの11社が請け負っています。

 

これから本格的に再整備が始まります。選手の宿泊施設として使われていた建物(板状棟)は、リニューアルされ、また新しく2本の超高層マンションが建てられ、選手村跡地は、1万2千人が住む街晴海フラッグとなります。

 

そこで、必要となるのが学校です。区は小学校1校・中学校1校を想定し、小学校の2校目は様子を見てということでした。

ところが、今回、第3回定例会に、2校目の小学校を取得するための補正予算も急遽計上されました。

小学校が全学年35人学級になり、普通教室が想定より多く必要になったことも理由の1つのようです。

 

ここで一つ気になることが・・・

東京都は、この土地を民間事業者に売却し売却益を得ています。民間事業者は、オリパラ後、宿泊棟をリニューアルし、超高層マンションを2棟建てて売却(一部賃貸)し、利益を得ます。

そして、そこに小学校2校と中学校1校を建てるのは中央区。

東京都からの助成はなし。

どうも、納得いかない。