中央区の基幹的交通システムの整備計画「東京BRT」が、10月1日ようやくプレスタートしました。

しかし、問題はこれからです。東京都の事情により、築地市場移転の2年の遅れ、それに伴う環状2号線本格開通の遅れという状況の中、第1次プレ運行以降・第2次プレ運行。そして、本格運行は2022年度以降です。

調査したところ、この1か月の利用者は1日あたり平日で約1,000人、週末は約900人ということで、東京都が当初想定していた数の約10%だそうです。

もちろん、新型コロナの影響が大きいと思いますが、今のうちに対策を考えておくことは必要だと考えます。

①周辺高層マンションが独自に運行しているシャトルバスとの調整

②駐車場の整備

バス事業者に聞いたところ、バスの安定した運行のためには車庫の確保が重要とのこと。

当初東京都は、現在のバスターミナルの隣の都有地を車庫予定地としていましたが、その後取り消されました。

現在、このように何もない状態のままです。

先日、私も晴海⇔虎ノ門に乗ってみました。

ちょうど燃料電池車で、乗り心地が良く、運転手さんの対応も大変親切でした。

 

中央区は、長期的には臨海地下鉄の実現を目指していますが、それはBRTの成功なしには考えられません。

PTPSだけでは不十分。

やはり優先レーンの整備を引き続き要望していきます。