中央区議会第3回定例会において、9日間に及ぶ「決算特別委員会」が終了いたしました。

 

私達の会派「あたらしい中央」の態度表明です。前半の施策ごとの具体的な評価に続く

後半部分。是非お読みいただきたいと思います。

 

 最後に、我が会派が考える、あたらしい中央区政での未来に向けて大切にしていきたい視点、三点を述べます。

 

一、進取果敢の精神

 『中央区 予算編成方針』には、「事業構築に当たり、職員一人一人が経営者の視点に立つ」ことが述べられています。どうか、職員の皆様が、過去の経験を大切にしながらも、慣習にとらわれることなく、産学官の連携や検討組織への学識経験者の参画を得ながら、学問的・科学的知見を幅広く取り入れる不断の努力をこれからもお願いします。

 

 

一、開かれたコミュニティ

 誰もが、区政の主人公であり、そのことは、「プロアクティブ・コミュニティ」として『中央区基本構想』にすでに謳われています。公共性を有する町会・自治会・まちづくり協議会等において、参加しやすい環境整備と開かれた議論をお願いします。この町会や連合町会が閉鎖的となり、敷居が高く感じている区民がいることや、組織の高齢化は、私たちが憂いているところです。町会・自治会の法人化等を進めながら、広く地域に開かれた新しい町会・自治会・連合町会のあり方を導いていただけますようにお願い申し上げます。

 

一、誰一人として取り残さない区政

 コロナ禍において、人と人との距離を確保することの必要性が増しました。結果、デジタル化やオンライン化が急速に進むこととなりました。それによって取り残される区民がいる一方で、デジタル化やオンライン化によってのみ、つながることができる区民がいることも確かです。ご高齢のかたや子ども達、障がいのあるかた、助けて、が言えない方々等にも、情報を確実に届け、誰一人取り残すことなく、この危機を乗り越えられる支援をし、区民に寄り添う区政であり続けるようお願いします。さらに、withコロナの「新しい日常」の中で、行政として方向性を明確に示し、区民の皆様が安心して東京オリンピック・パラリンピックを迎えられる取組みの継続をお願い致します。

 

 以上、強く要望し、「あたらしい中央」は、令和元年度各会計歳入歳出決算に同意します。

https://www.kugikai.city.chuo.lg.jp/kugikai/kaihakousei.html

 

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