新型コロナ感染症が、当初報じられていたよりも、感染力が強く、若い人でも感染したら重症化することもある…ということで、連日、ニュースは感染者数の増加を報じています。

 

また、死亡率は低いと思われていたものの、有名人の方のコロナによる死亡が報じられ、緊急事態宣言や都市封鎖、医療崩壊といったものが現実味を持って話題になるようになっています。

 

そんな中、1年延期された東京オリンピック・パラリンピックの来年の日程が発表されました。これには多くの方が、「違和感」を感じられたのではないでしょうか?

 

今年の開催にこだわったために、新型コロナウイルス対策が後手後手にまわった感も否めません。来年の開催も本当にできるのでしょうか?不安はのこります。

 

私はもちろん東京2020を楽しみにしています。一方中央区の施策は、このオリパラによって振り回されている、というのも事実です。

例えば環状2号線。

東京都第一建設事務所が出した「環状第2号線事業概要」。平成24年版の計画によると

晴海・汐留間の事業期間は平成27年度まで。

つまり平成27年度までに完成する予定だったのです。
ところが平成27年度版では竣工の見通しが立たないためか、計画緒元に事業期間が書いてありません。
今のところ、オリパラ後、築地市場跡地の地下を通るトンネル工事が行われ、汐留地区と繋がって本線が完成するのは、2022年の予定ですが、オリパラが延期されたことで、また本格開通(現在は暫定開通)は先に延びるかもしれません。
とにかく、今は新型コロナウイルス感染症が収束に向かうことが先決だと思います。