中央区も、安倍首相の要請に従い、3月2日から幼・小・中学校の臨時休校が始まりました。

保護者の皆さんから、ご意見やご要望をたくさん頂いています。

 

皆さん、一斉休校自体にはある程度の理解を示していらっしゃるのですが、混乱の原因は発表があまりにも突然だったことです。

安倍首相が木曜の夜に発表して、翌週の月曜日から実施なんて…せめて数日の準備期間が欲しかった…

 

今、国会で審議が続いている「新型インフルエンザ等対策特別措置法」には、「等」が入っているので、そのまま有効なのではないですか?

新型コロナウイルスは、その正体がCOVIT19とわかったので、この措置法には改正が必要とか、とにかく早く決めてほしい。

 

とりあえず、平成24年の新型インフルエンザ対策特別措置法に基づき、平成27年に中央区が策定した中央区新型インフルエンザ等対策行動計画を読み直してみました。

やっぱりありました。

①基本的人権の尊重 

です。不要不急の外出の自粛等の要請、学校・興行場等の使用制限等の要請・・・等にあたって、区が都(国)の要請を区民に周知する場合は、法令の根拠があることを前提として、区民に対して十分説明し、理解を得ることを基本とする。

とあります。今回の安部首相の発表はあまりにも突然。しかも木曜夜に発表しているので、区も教育委員会も学校も実質準備ができるのは翌日の金曜日1日だけだったということになります。

 

北海道や千葉市が、臨時休校に至るまで十分な調査と準備に時間をかけたのとは対照的でした。