今日(1月6日)で、東京2020までちょうど200日。たまたま、虎ノ門で打ち合わせがあったので、環状2号線の一部、新虎通りを歩いて帰ってみました。

この通りは本当に便利で、車だと一瞬で新橋に着いてしまいますが、歩くと色々な発見があります。

 

「空から見える東京の道と街づくり(竹内正浩著)」によると、‟幻の道路と言われていたこの区間が再び動き出したのは、1980年代。東京都全体の道路再検討作業の中で、交通需要バランスから見て、この区間の重要性が再認識され、昭和62年に「臨海部副都心開発基本構想」の中で環状2号線が臨海部への幹線道路の1つとして位置づけられ、一気に有明までの延伸が決まった”と、いうことです。

とにかく歩いてみましょう。

スタート地点は虎ノ門ヒルズ。もともと組織委員会の本部はここにありましたが、2019年4月17日、東京都中央区晴海アイランドトリトンスクエアに移転しています。

 

舛添前知事が‟この通りを東京のシャンゼリゼにする”とおっしゃっていましたが、この「東京都シャンゼリゼプロジェクト」まだ生きてたんですね。昨年4月国家戦略特区に認定されています。

確かに、通り沿いに、おしゃれなオープンカフェがありますが、まだまだシャンゼリゼには遠く及びません。

もう1つ、舛添さんがこだわっていた、自転車専用レーン。

この通りは十分な幅員があるので、歩行者専用レーンと自転車専用レーンがはっきりと区分されています。わかりやすいですね。

自転車といえば、サイクルシェアリング。今ではこのサイクルシェアリング、広域事業として中央・千代田・港・新宿・文京・江東・品川・目黒・大田・渋谷の10区が参加しています。この10区の中のポートならどこで借りて、どこで返してもOKです。

ここのポートは、きちんと整備されていました。

 

ちなみに新虎通り沿いは、電柱は全て地中化されていますが、ちょっと横の通りに視線を移すとこんな感じでした。

と、景色を楽しみながら歩いていると、中央区に入りました。

工事現場のスグ向こう側には、築地大橋が見えます。平成30年11月に豊洲・築地間が暫定開通しましたが、本格的な開通は、築地市場跡地の工事後となりますので、令和4年度の予定です。