連日の国会議員の汚職やセクハラ報道を見ていて、怒りを超えて悲しくなります。今回の「桜を見る会」や「IR問題」で、来年にはまた解散・総選挙があるのでしょうか?

 

私はもともと全く違う分野から、政治の世界に入りました。きっかけは娘の成長とともに小・中・高校と公立学校の教育を見ていて、教育改革に興味をもったからです。

 

ずっといわゆる「第三極」と呼ばれた政党に属していましたが、2期目の途中で、その政党が解党し、その時点で信頼できる政党がなかったので、その後は無所属を通しています。有権者としては、「無党派層」に入ります。

 

先日、尊敬している先輩議員が自民党に入党なさって、正直ショックでした。しかし、国会議員としては無所属では活動が限られますので、苦渋の選択だったのだと理解しています。

 

しかし、地方議員は違います。可能性があふれています。よく‟ココが変だよ・・・”的に地方議会の非常識や慣例主義の部分が取り上げられます。私も最初は苦労しました。実際、1期目は民間での約20年の経験や常識を基に活動していたら、委員会や一般質問で、何度も意味不明の「動議」をかけられました。強制的な「謝罪」もさせられました。過剰なストレスで体調も崩しました。

 

でも、今やっとその可能性に気付いています。国政と違って頑張れば無所属でも当選できるので、上からの党議拘束がない。民間との協働も進んでいます。草の根の活動が実を結ぶ。地域に合った政策が実現できる。大きな会派(政党)に属していなくても、政策ごとに区民の皆さんの協力で、区政を動かすことができるのです。そのためにも、区民の皆さんには、国会より地方議会にもっと、もっと興味を持っていただきたいのです。2020年、中央区はきっと変わります。