決算特別委員会6日目<都市整備費>

完成間近の晴海選手村宿泊棟

2020に向けて、晴海・月島・勝どき等、臨海部では、高層マンション建設が続いています。
人口が急増するということは、その街に住む住民のための行政サービスもそれに伴って向上しなければなりません。

 

そこで中央区では、
新しく住民になる皆さんにとって、住みやすい環境を提供できるよう、昭和60年に制定した「中央区市街地開発事業指導要綱」を
社会状況の変化に応じて適宜改正しています。

 

平成25年度の改正では
大規模開発事業を行う開発事業者に対し、
「開発協力金」(100万円×戸数)の負担を要望しています。

あくまでも協力であり義務ではありませんが、
今までのところ、100%に近い事業者が納付していると言うことです。
特徴はこの協力金は特定財源であること。
50%が、その地域の学校の整備に使われ、残りの50%は、地域のまちづくり(コミュニティファンド等)に使われます。

 

他会派委員からの質問に対し、

〇選手村に建設されている宿泊棟(板状棟:大会後は民間デベロッパーにより売却または賃貸)は、大会後、改装され新築物件ではないので、開発協力金は課さない。

〇大会後新たに建設される超高層タワーマンション2棟については、開発協力金をいただく予定との答弁がありました。

 

ハルミフラッグの資料によると、タワー棟は2棟とも50階建てで、それぞれ733戸と722戸の計1455戸。

単純計算で、100万円×1455=14億55百万円。

この金額がどの程度、マンション価格に反映されるかはわかりませんが、未来の住民の方にもまちづくり費用等を一部負担していただくことになりますね。

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