「街は生きている」という言葉が好きです。

特に、私が住む中央区の臨海部は、ここ20年、人口増加策の旗のもと、市街地再開発事業により、工場跡地が、倉庫跡地が、高層マンションに建て替わってきました。

 

再開発事業については、度々書いてきましたが、今日は「街を残す」ことに、さまざまな角度から取り組んでいらっしゃる芝浦工業大学の志村英明先生の長屋リノベーションに参加しました。

志村先生の取り組みとは、月島・佃の路地&長屋の文化を残すために

①街に長年住んでいる方のオーラルヒストリー

 (先人の方々にインタビューした動画)で残す

ギャラリー(写真)で残す

③「月島長屋学校」を開講し、人々が集まり研究するという形で残す。

④今ある路地の長屋をリノベーションして残す

 

私は①②③と参加させていただき、今日は一番楽しみにしていた、長屋のリノベーションに参加しました。電気・水道等ライフラインは業者に頼んでいるものの、それ以外は志村先生と建築学科の研究生の皆さんが担当していらっしゃいます。

月島・佃・豊洲等の湾岸地域に興味がある方、是非志村先生のこの本、おススメです。