中央区議会議員(無所属)青木かのです。

中央区にとって、「日本橋」の上を走る首都高速都心環状線は、まさに、前回昭和38年東京オリンピックの負のレガシー(遺産)

名橋日本橋の上に青空を取り戻すことは、長年の課題でした。

 

ここへ来て大きな動きが。

この日本橋部分(神田橋JCT~江戸橋JCT)間約1.8キロを地下化するというものです。

開通から50年以上が経過し、過酷な使用状況にあることから、コンクリート床板のひび割れ等の損傷が多数見つかっており、いずれにしても構造物の更新が必要な時期にきています。

 

中央区でも、平成31年度予算に、この「日本橋上空の首都高速の地下化と日本橋再生にむけたまちづくり」に約800万円計上しています。

 

一方で、このJCT間だけの地下化で良いのか?老朽化しているのは、他の部分も同じ。またその他3つの環状道路を使って、都心を通過せずに移動することもできる等、都心環状線の存在意義は小さくなるなかで、都心環状線廃止論も出ています。

今後は、日本橋上空の首都高がなくなることでの、日本橋地域への経済効果、あるいは費用対効果等検証しながら、より具体的な計画が審議されることになります。

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