もうここまで決まっていたとは…

突然発表された築地市場跡地をMICEに

東京都は今年度中に方針を固めるという。オリパラでは交通拠点(デポ)として利用されるので、再開発は2020年のオリパラ終了後ということになるが、今年度つまり3月中に発表とは、何か急ぐ理由があるのだろうか?

 

もともと小池都知事は、築地市場跡地を「食のテーマパーク」にすると発言しており、それが豊洲の「先客万来施設」運営予定者の反感を買って現在の混乱につながっている。都知事としては、できるだけ早く、築地は別の形で再開発することを、発表する必要があった。

 

また、高層タワーマンションやオフィスビルという噂もあったので、それも早めに否定する狙い?

 

そこで、東京都が提唱しているMICE。
大規模な国際会議や展示会が開催できる施設については、首都圏でも有楽町の東京国際フォーラム、江東区有明の東京ビッグサイト、千葉県の幕張メッセがあるが、参加者を十分収容できるホテルが併設されていないという弱点が、これまでも指摘されていた。

そこで、23ヘクタールという広大な築地市場跡地に白羽の矢が立ったのか?大規模ホテルの建設については、中央区の地区計画の変更とも一致する。

 

ただし、柳ケ瀬裕文都議がブログで書いているようなIR、カジノ構想については、あってはならない。築地市場近隣は区立中学校もある文教エリア。カジノだけはお断りです。

1月23日加筆

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「築地まちづくり方針(素案)」について

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