ようやく健康増進法、および東京都の受動喫煙防止条例が制定し、2020年4月から全面施行されます。

ところが…最近気になるのがタバコのポイ捨てが増えていること。街を歩いていると明らかです。

 

屋内禁煙はすでに進んでいますので、外で吸ってポイ捨てする方が増えているのでしょうか?数年前までは、携帯用吸い殻入れを持ち歩く等、喫煙者のマナーが徹底していたように思います。

 

私も以前から指摘していたことですが、日本では喫煙者のマナーの啓発運動から始まって屋内での禁煙または完全分煙が遅れてしまった、という側面があります。

一方、屋内禁煙が進んで、路上喫煙やポイ捨てが増えたことは、皮肉な結果です。屋外での喫煙所や喫煙エリアを増やす必要があります。

 

こちらは、中央区の平成30年度の行政評価から「環境保全」の項目です。

調査日の定点観測で、交差点でのポイ捨てが平成27年度の31本から28年度103本・29年度122本と急激に増えています。

 

気になるのは、‟客観的事実・データに基づいた施策の現状”で、その理由について、‟訪日外国人等の観光客の増加が主な要因”と分析していること。

 

理由を外国人観光客のせいにすることは簡単ですが、果たしてそれだけなのでしょうか?もう一度、喫煙者のマナーの啓発運動に力をいれる必要性を感じます。

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