人口が急増する中央区の月島地域(佃・月島・勝どき・晴海・豊海)の子供たちの教育環境を、今後どのように整備していくかは、区の最重要課題の一つです。

 

オリパラ後の平成35年に、晴海選手村跡地に新しい小学校と中学校が開設される予定ですが、それまで教室数は足りるのでしょうか?

 

子どもの人口推計をもとに、これまでに各小中学校の増改築が終了し、確かに普通教室に転用できる特別教室やオープンスペースが確保されていますが、人口増加は想定のさらに上を行っています。

 

実際、平成29年4月1日を住記基準日とした推計によると、月島第一小学校が平成37年から、月島第二小学校が平成36年から、月島第三小学校では平成33年から教室が足りなくなるという結果が出ています。

 

そこで、小学校児童数増加への対応策として挙げられているのが

①内部改修
②さらなる増築

③学区域変更

④特認校の拡充

です。ここで注目されるのが③と④です。

 

区内での児童の偏在はこれまでも、指摘されていたところですが、月島地域内でも偏在し始めていると、いうことで、委員会で質問したところ、学区域の変更については、最新の子どもの人口想定を取り直し、地域の皆さんとの十分な意見交換を行いながら進めていくということでした。

 

また④については、特認校4校、それぞれ新しい教育のパイロット校に指定されることも多く、個性的な教育を行っていることから、年々人気が高まっており、抽選になることも増えてきました。特認校に学区はなく、区内在住なら応募できます。

泰明小学校と常盤小学校は、すでに現在1学年2クラス受け入れていますが、城東小学校と阪本小学校は現在1学年1クラスです。この2校においても校舎の改築を機に1学年2クラスになることを確認致しました。

 

今後も学校はもちろんのこと、児童館(学童)、図書館等、教育環境の整備についてはしっかりと取り組んでまいります。

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