「進路指導・キャリア教育研究協議会」2日目。

 

中央区にある晴海総合高校の元教諭、千葉吉裕先生がコーディネーターを務めるシンポジウムに参加しました。

テーマはキャリア教育で、地域を創生する。

 

昨年3月改定された学習指導要領でキーワードとなるのがキャリア教育と地域に開かれた学校。

 

〇地域の人々と目標やビジョンを共有する

〇地域の様々な機関や団体がネットワークを図りながら地域全体で学びを展開していく

〇学校を核とした協働の取り組みを通じて将来を担う人材を育成する

 

具体的に地域が協力して成功している例として、商工会議所が全面的に協力している宮崎県日向市の小・中・高校性の職業体験と、徳島県鳴門市での生徒・児童と自治体の協働としての街おこしの例が紹介されました。

 

その過程において、児童・生徒は街や市の問題点を自ら発見し、疑問を持ち、対策を考え、実行していきます。

この“疑問を持つ”というのは、AIにはできない。

つまり疑問を持ち、自ら解決していく力が新しい学習指導要領が示すところの「生き抜く力」につながるということです。

 

千葉先生のお話しの中でも出てきた、NHKのチコちゃんに叱られるに私も最近ハマっています。5歳という設定の女の子、チコちゃんが大人にむかって素朴な疑問を投げかけるのですが、誰も答えられない…

そう、疑問を持つことこそ、学びの第1歩なのです。

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