中央区議会議員(無所属)青木かのです。
平成30年度予算、保育所定員の拡大については、東京都の戦略がいくつか、反映されています。
その戦略については、昨年度まで都知事のブレーン(東京都顧問)であった、鈴木亘学習院大学教授の著書「経済学者、待機児童ゼロに挑む」に詳しいですが、具体的には
①株式会社やNPO法人の認可保育所新設への積極的支援
②都有地の活用
③認可保育所と無認可保育所(認証保育所)の保育料差額の補助
④民間が保育所を新設する際の規制緩和
⑤居宅訪問型保育事業(ベビーシッター)利用に対する補助等…
これらは、中央区の予算にも反映されていて、
②都有地の活用については、日本橋の旧警察署跡地に保育所を整備するための調査費として約654万円
(平成32年4月開設予定)
③認証保育所の保育料の補助 約1億7200万円(差額に応じて月額1万円から5万円の補助)
等が計上されています。
これらの取り組みにより、中央区では、
平成30年4月1日 定員5220人の増
平成31年4月1日 定員5371人の増を見込んでいます。