中央区議会議員(無所属)青木かのです。

 

再開発の5割にタワマン。住宅供給過剰に。のニュースが話題になる中、今日の予算特別委員会で共産党委員が、晴海選手村跡地にも板状棟と2棟の超高層マンション合わせて約6000戸が作られることについて区は不安ではないのか?見解を求めました。

 

副区長は”不安である!”

晴海の開発は環状2号線の全線開通と、その上を走るBRT(バス高速輸送システム)のサービス開始が前提。

また、今のままでは大江戸線勝どき駅まで徒歩28分となることを懸念し、東京都には、BRTの早期サービス開始のために、運営会社の設立と、明確な運行スケジュールを出すよう強く要望していると答弁。

 

そうなんです。中央区は怒ってるんです。

もともとBRTは将来の臨海部の開発による人口の急増を見越して、区独自に計画を進めてきました。その事業を、オリパラ2020決定後、中央区・江東区・港区3区の広域事業として、都が引き継いだもの。

2019年に開通予定でした。

 

私の過去のブログで振り返っても

東京都のBRT計画。かなり後退(2016年4月)

BRT計画あくまでも目標は2019年度(2016年12月)

 

BRTのサービス開始は未定(2017年7月)

と、どんどん後退しているのが分かります。

 

このままでは、とっても不安なのは副区長だけではありません。(中央区は区長と議会連名で都知事宛てに環状2号線の早期全線開通とBRTの早期サービス開始の要望書を出しています)

政治家人気ブログランキング