中央区議会議員(無所属)の青木かのです。

 

今日1日対応に追われた区内の小学校のアルマーニ製制服(標準服)問題について。

詳細はコチラの記事を読んでいただくとして、私は問題点だけを指摘します。

①この小学校は
特認校といって、通学区域に関係なく、区内どこからでも申し込みできる。そのためには9月に開催される説明会に参加する必要がある。この説明会で、校長先生より来年度から標準服が変わるとの説明はあったが、価格など詳細の説明はなかった(決まっていなかった)。
価格がわかったのは、11月24日付の手紙。
つまり、抽選も終わって、入学が決まってからの発表だった。

②教育委員会は、この事実を把握していたが、教育委員会定例会で
報告していない。つまり、教育委員会を傍聴していたとしても、知り得ない。

 

③区議会には何の報告もない。区民文教委員会でも報告されていない。

②③について。

一応、制服については各学校の校長先生に決定権がありますが、今回のように大幅な変更については、教育委員会もしっかりと内容を把握し、公開できるところは公開するべきではなかったでしょうか?

そこで問題意識が生まれていれば、新しい標準服についても、改善されていたかもしれない。

標準服の価格が高いことで、来年から、この特認校を選ぶ際の壁になることを心配しています。

 

私は委員会の中でずっと「公立小中学校も個性化が必要」と訴えてきました。理数系のパイロット校、英語のパイロット校、あるいは特定のスポーツが盛んな学校など、さまざまな先例があります。
個性化は教育やスポーツで。
制服ではありません。
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