中央区議会議員(無所属)の青木かのです。

 

昨日は、男女平等参画条例を策定している港区の

男女平等参画センター「リーブラ」に行ってきました。

 

〇ほとんど毎週開催されている、講演会や勉強会の質が高い

〇参加者のために、託児サービスが整備されている

〇男女共同参画に関する図書が充実している

 

昨日は「職場のジェンダー意識改革」というタイトルの勝部元気さんの講演会に参加。近年これだけ女性活躍推進・働き方改革が叫ばれているのに実行されているのは、一部の企業だけ。ワークショップで同じグループになった女性の皆さんの話を聞いてもそうでした。

 

企業もセクハラ・パワハラへの対応には改善がみられてはいますが、人事評価・仕事の割り振り・明文化されていない社内ルール等にまだまだ、男女格差が残っているのが現実。

日本でなかなか男女平等が進まない理由として

〇歴史的・文化的背景

〇立法と司法の欠陥

があげられていました。

人権侵害=悪ではなく、

人権侵害による周囲(企業)への迷惑=悪、との考え方が根強い。

確かに当事者あるいは責任者の謝罪も、“〇〇についてお詫びします”ではなく“〇〇について世間をお騒がせしてしまい、お詫びします”という文言が多いですよね。

 

世界経済フォーラムが毎年発表する男女格差の度合いを示すジェンダーギャップ指数が昨年(2017年)世界144か国中、114位となり過去最低だった前年の111位から、さらに後退したニュースは記憶に新しいところ。
皆さんも、地元の自治体の男女共同参画センターを是非、のぞいてみて下さい。

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