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私の3年前のブログです。

 

幼稚園の預かり保育は
文科省が定める幼稚園教育要領に基づき、
午後2時までの通常教育時間終了後午後4時30分までと、
夏季休業中の午前9時から午後4時30分まで
お子さんをお預かりする制度です。
(↓区のHPより)

幼稚園の預かり保育

中央区では現在、各地区一園ずつ、
京橋地区(明石幼稚園)
日本橋地区(有馬幼稚園)
月島地区(月島第一幼稚園)の3園で実施。
それぞれの園で
登録利用24人と
一時利用6人の枠があります。

ここで注目すべきが、
登録利用です。
基本的に利用理由は問いませんので、
短時間のパート就労の方も利用できます。

今後の方向性として、
区は学校改築(中央区の幼稚園は小学校に併設されている)
の機会に合わせて実施園の拡大についても検討を進めるとしています
待機児童の解消に向けて活用できるサービスだと思います。

 

 

幼保一元化政策を政府が打ち出したとき、その可能性に期待したのですが、期待は見事に裏切られました。認定こども園については、区内では現在3園、あと2園作られる予定です。

幼保一元化はなぜ進まないか?

 

 しかし先に引用した「幼稚園の預かり保育」については、来年度も区内3園。定員それぞれ30名と当時のまま。期待していたような、待機児童の受け皿にはなっていません。

 

この点について、教育委員会に問い合わせたところ、幼稚園希望者も増えており、保育のためのスペース(お昼寝する部屋)が足りない。幼稚園教諭は預かり保育には携わらないので、新たに保育士が必用だが、見つからないetc...

 

ただ、子ども・子育て会議のなかで、委員のお一人から“幼稚園としての役目・役割の基本があるので、預かり保育のニーズがあるからといって増やす計画をすることで幼稚園教育の根幹がぶれるべきではない。”という発言もあり(議事録より)幼稚園と保育園の現場での幼保一元化への認識に差があることは問題であると強く感じました。
幼児教育の無償化の前にやるべきことがある。

 

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