小池都知事がやっと都政に専念してくださるようですが、それでも心配なのは、築地(場内)市場の移転です。
メディアでは10月11日と報道されていますが、改めて今日の築地等地域活性化特別委員会で質問したところ”移転日は来年の10月中旬、ということで都と合意ができつつある”と、いうのが区の回答。
再開発検討会議についても今年中にもう1回開催されるようです。
しかし、気になるのは江東区の姿勢。
10日に開かれる予定だった都と市場業界で構成する新市場建設協議会が中止。
江東区側はあくまでも
〇土壌汚染対策
〇地下鉄延伸を含む交通対策
〇にぎわい施設の整備
を受け入れの条件としています。
中央区は場内市場移転後も、場外はすでに完成している築地魚河岸を中心に、築地の伝統と文化を守っていく予定ですが、江東区の山崎区長は、江東区の賑わい施設千客万来施設の方向性が具体化されない中では受け入れを再考する、としています。
このように、中央区と江東区と事業者の調整が果たして、来年の10月までに上手くいくのか、豊洲市場の土壌汚染対策工事も入札不調が伝えられる中で、不安は残ります。
因みに中央区としては、市場移転についての代替案プランBは、無し。東京都の調整がうまくいくのを祈るばかりです。