都民ファーストと公明党は市場移転に伴う、中央区と江東区の混乱を本当に理解しているのか？

東京都からの情報があまりにも少ないので、現在開催中の都議会経済・港湾委員会を傍聴しています。今日は2日目で、答弁よりも各会派の質問に注目しました。

選挙直前に小池知事が発表した築地は守る、豊洲は活かす発言が、どんなに地元区に混乱を招いているか、そしてこれからどのように対処していくのか聞きたかったからです。

期待外れだったのは（いわゆる）知事与党の都民ファーストと公明党。

すでに公開されている資料

・6月20日の小池知事記者会見

・市場移転に関する関係局長会議

に書いてあることを確認しただけ。

私が中央区民として聞きたかった質問は、3番手の自民党から出ました。

〇ロードマップ通り本当に来年市場移転はできるのか？

〇知事直轄の市場問題プロジェクトチームと、都の関係部署との連携はとれているのか？

決定者は誰なのか？（AIなんですか？）

〇豊洲市場は千客万来施設と一体である。
築地に食のテーマパークをつくることとの整合性はあるのか？知事の発言が朝令暮改であるので、事業者が疑心暗鬼になっている。

（これでは、千客万来施設の事業者が撤退するのは無理もない）

私としては、

〇環状2号線が片側1車線の暫定道路で開通することでは、晴海通りの渋滞は解消されないことへの対応策

〇区が予定していた（現在は都の事業）BRT(バス高速輸送システム）のサービス開始はいつになるのか？

〇築地食のテーマパークのイメージに突然現れた謎のツインタワーは何？も知りたかった。

結局都の職員からは明確な答えは得られず、次の委員会で、小池都知事の出席と市場問題プロジェクトチームの小島座長の参考人招致が要望されました。
次の会議は8月31の予定だそうです。

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